皆さん、こんにちは!
いつも、つたない文面が続く管理人の記事を、わずかながらでもご覧いただき、誠にありがとうございます。
文字だらけの記事になりますが、どうかご了承くださいませ。
ここ数日の暑さは、すくなからず歳を重ねている管理人の体にも疲労がジワジワと蓄積されているようで・・・
疲れが抜けきれないですね。
7月28日は土用丑の日。
丑の日は、店舗でウナギを130匹ほどお外で焼き焼きしていました。
さすがに、暑かったですねぇ!
外気温計をみると、なんと40度!!
店舗のバックヤードは、アスファルト舗装のため、地面からの照り返しで風も熱風。
タオルが30分もしないうちに、汗でビショビショになりました。
お昼の14時以降からは、あまりの暑さで頭が痛くなり塩アメなめては水を飲んだりの繰り返しで、体はだるいわ足腰は痛いわで「おまえはおじいちゃんかいっ!」と自分で突っ込む始末・・・あ~~情けない。
頑張ってうなぎ焼いたのに、試食もなし・・・
そりゃそうですよね。事前ご予約で、うなぎ1匹税込2,500円もするんだから。
自分なら、ちょっと頑張って高級お肉を買って食べたほうがいいと思いますもん。
来年で45歳になる管理人は、気持ちは若いけど体が少しずつ自分の思うように動かなくなってきている事実を受け入れたくないようで。
いつまでも若くいたいという気持ちがあるというこは、まだまだ人生遊び足りていないのかも!?
そんな体にムチをうって臨んだ2021年4月29日に福岡市総合体育館で開催された福岡県フルコンタクト空手道選手権大会。
試合前の一か月間は、1分間の組手✕20セットの練習を週に2回行いました。
口にはマスクをしているので、3セット過ぎたあたりからマスクが汗でビショビショ。
おまけにマスクの通気性が悪くなり、呼吸がしづらくなる中で大人同士の組手練習は死にそうなくらいきつい練習でした。
組手の最中、練習相手の拳が私の左鎖骨下あたりに綺麗にヒットしたと同時に「ピキッ」という音が聞こえたかと思ったら、すぐに激痛が私を襲いました。
そうです・・・鎖骨下あたりのろっ骨を骨折した音でした。
度重ねて練習をするうちに、胸元と両足の太ももには、紫色のアザができまくりました。
骨折とアザの痛みを耐え忍びながら試合直前まで練習を継続。
(完全に、エム男くんですね・・・、いや、バカですねぇ~!)
自宅では、毎朝通勤時間前に10キロの鉄アレイを両手にもったまま、腕を水平に伸ばしたり、体の正面に左右交互に腕を伸ばしたり、頭上に両腕を伸ばしたりと上半身の筋肉を鍛えるトレーニングを毎日5分間続けました。
鉄アレイの20キロは、なかなか重たいですね。
筋トレ2日目に、早くも上半身全体が筋肉痛になりました。
一番つらかったのは、就寝時。
くしゃみをしても痛いし、寝返りもゆっくりしないと胸全体に痛みが走るし、やっと目をつむってスヤスヤ寝かかったとき、くしゃみをして激痛で目が覚めたりと寝不足もいいところでしたね。
なのに練習サボらずに続けられたのは、私と同年代の方から上は60代の方と総勢12名の道場仲間の支えがあったから。
練習も、楽しくないと続きませんからね。
日々のきつい練習に耐えながら臨んだ試合当日。
初戦は、身長180センチ、体重74キロの外国人選手。
「外国人選手??嘘やろ??あかんあかん、無理無理無理無理~~~!!」
ちなみに、管理人は身長170センチ、体重62キロ。
体重12キロ差は、私にとってはかなり不利なんですよ。
拳や蹴りの威力は体重に比例しますからね。
試合のコートに入った瞬間「どうやって戦えばいいんよっ!」と頭の中が真っ白になりました。
よくみると、相手は白帯。
心の中で
「新極真会の試合で、白帯で出場ってことは、なにかしらの格闘技経験者かもしれん、甘く見ちゃいかん!」
と思いながら、頭の中では
「相手は、身長が高いけん、離れての応戦は上段蹴りが飛んでくるかもしれん。どう攻めようか・・・」
と考えがまとまらない始末。
いざ試合が始まると、あまりの緊張で硬直したままコート上で棒立ちになった管理人。
セコンドにいる師範が「自分からせめなっ!」と自分に激を飛ばしてくれたのをきっかけに、私は正気を取り戻し前進して相手のミゾをめがけて正拳突きで応戦。
相手のミゾに正拳突きを2発入れると、相手の肘うちが私の左脇したに入りまたろっ骨骨折・・・
痛みに耐えながら、すかさず相手の左ふとももに、右の下段蹴りをかまして応戦。
相手は、私の連続攻撃を嫌がりコートの隅へと下がっていきます。
私は攻撃の手をゆるめず、ひたすら相手のミゾと左ふとももをめがけて正拳突きと下段蹴りで攻め続けました。
私が相手をコートの隅までおいやった直後、相手が私の顔面めがけてパンチを出してきました。
「相手のパンチの出し方・・・ボクシングやん!!!!」
頭には、ヘッドガードをしていましたが、相手のパンチの威力が凄かったのか目の前に星がチラチラ漂い一瞬記憶が飛びそうになりました。
「これがボクシングのパンチか・・・、まともに食らったら気絶するな・・・」
と瞬時に身の危険を感じました。
空手では、顔面パンチは反則になります。
レフリーが、すぐさま試合を中断させ、レフリーが相手に注意1の審判をくだしました。
その間、私は目の前にきらめく星たちがおさまるまで休憩に努めます。
(試合中の駆け引きは、大事なんです!嘘でもいいからレフリーにダメージが大きいことをアピールして、休憩を長めにとり疲れを取りのぞくことに専念します・・・)
試合が再開してからも、私の攻撃が嫌なのか、相手は後ろに下がりながら試合コートの端へ後退していきます。
私は、相手の上段蹴りが飛んでこないように、相手との距離を詰めて相手のミゾと左あばら付近に正拳突きで連続攻撃。
相手は、またしても私の顔面にパンチをだしてきました。
「おまえ、ええかげんにせぇよ・・・あかん、今度はお眼目がぐるぐる回ってる・・・」「くっそぉ~~~相手のあばらおったるで~~!!」
と闘志がわいてきました。
試合再開と同時に、私はパンチと下段蹴りをなんども相手に放り込みました。
おそらく、相手も私のパンチでろっ骨が何本か折れたことでしょう。
我を忘れかけて暴走しそうになったときに、笛がなり試合終了。
初戦は、なんとか突破。
人生で初めて新極真の試合にでて、外国人選手に勝てたことは正直嬉しかったですね。
勝利した瞬間「努力にまさる天才なし」という東福岡高校の校長先生の名言を思い出しました。
でもね・・・またしてもろっ骨を骨折した管理人は、痛みをこらえるだけでも体力を奪われていく始末。
決勝の相手は、身長は私と変わりませんが体重は76キロと体格のいい相手。
「こりゃ、勝てんわ・・・」と心の中で思っちゃいました。
決勝の相手は、不戦勝で試合をしていないので元気そのもの。
一方の管理人は、初戦の疲れが残っているのと、怪我というハンデがあります。
気持ちで負けてるよと言われればそれまでですが、組手の試合中に相手の攻撃を受けながら後ろに後退するというのはとても印象がよくないです。
それだけで、相手に勝利の旗が上がりますからね。
決勝戦が始まると、管理人は骨折箇所をかばいながらの応戦で相手の攻撃を受けとめるので精いっぱい。
途中、力強い正拳突きを相手の胸元にほうりましたが、それでも相手は私に前蹴りと正拳突きをほうりこんできます。
相手のパンチが重たいので、私が想定したとおり、コートの端へとおいやられました。
悔しいですが、決勝戦は負けてしまいました。
相手との体重差がありながらも、瞬殺されなかっただけでもよしと思った管理人。
道場仲間との厳しい練習がなければ、初戦も勝ててなかったことでしょう。
試合終了後、大会委員長の緑健児さんを目の前でまじまじと見ました。
小柄ながらも筋肉ムチムチで胸板も厚くいかにも強そうって感じ!
さすが世界チャンプは、貫禄がちがいますね。
38歳から始めた空手。
それまでスポーツというものをしたことがなかった管理人。
スポーツはいいですよ!
心と体が健康になります!
あばら骨折は痛いけど、なれたら怪我の1つという感じで慣れてきます。
人生に悔いを残さないためにも、やりたいことはどんどんチャレンジしちゃいましょう!
最後まで、お読みいただき誠にありがとうございました!
押忍!!