皆様、こんにちは!
今日は、文章のオンパレードなのでご勘弁ください。
9/13の朝7時、管理人は寝ぼけた顔でリードをとりトムがいる犬舎へ向かいました。
犬舎の扉を開けて、トムにリードをつけて犬舎からお庭へトムを出して自転車のもとへ。
自転車にのり、いざ出発しようとしたらトムが後ろに後ずさりしています。
リードにテンションがかかり、トムの首からリードがすっぽぬけました・・・
トムが大脱走~~~~(=_=;)
「えっ朝のこのタイミング??」「仕事遅刻じゃん・・・」
「朝から勘弁してよ~・・・」と思いながらリードの首輪あたりをよく見ると、トムの首回りより少し輪っかが大きいじゃありませんか。
トムのやつめ・・・確信犯か・・・
初めて自分でリードを作ったので、最終チェックを怠っていた管理人。
嫁さんも朝8時には仕事で家を出るのに、嫁さんと一緒にトムを探すもトムが出てきません。
うちの団地は小高い山になっています。
近くには山があり下山すると田園地帯が広がっているため、トムが遠くに脱走しようものなら探しようがありません・・・
嫁さんが、近所の知人に電話して「トムが脱走したんだけど、見かけなかった?」と尋ねると、「さっきうちの庭にきてたので、我が家の猫にあげてるチャウチュールをちらつかせて捕まえようとしたけど警戒されて逃げてったよ~」との報告が。
嫁さんが、「トム~~!!」と叫びながら団地内を歩いていると、我が家の近くのコミュニティーバス停でバスが来るのを待っていたお婆さんが「さっき犬がスリッパくわえてあっちに走っていったよ~」と教えてくださったり。
「えっ??スリッパって、それって近所の家の庭に侵入してスリッパ盗んだってことよね??・・・(=_=;)」
トムはスリッパと遊ぶのが好きなので、脱走時は必ずご近所からスリッパを盗んできては自分の遊び道具にしてしまいます・・・
管理人は、バイクにのり自宅から2キロ近く離れた田んぼやら川沿いの道やらを探すもトムの姿がありません・・・
そうこうしているうちに、朝8時を過ぎたので嫁さんは泣く泣く仕事に向かいました。
前回、トムが大脱走したときは、自宅から2キロ近くのところまで脱走していたので
そこまでバイクで探しにいくもトムの姿はなく・・・
田園地帯周辺や、自宅方向に繋がる山道、田んぼ道をくまなく探すもトムの姿はありません。
時計をみると、8時40分。
管理人1人では、探すのも一苦労で、気が遠くなって溜息を吐いているときに嫁さんが車で引き返してきました。
嫁さんに「仕事どうしたん??休みもらえたと?」ときくと
「職場にいって事情話したら、愛犬も家族同然やけん犬がみつからんと仕事にならんやろ?だから帰り~と言われたけん帰ってきた~」との返事が。
「職場から自宅に引き返してくる途中に、近所の知人から電話があって『○○でトムが走っているのを見かけたよ~』と連絡があったけん団地の外にはでてないと思うよ」と話してくれました。
いつも職場の悪口を言っている嫁さんですが、この日ばかりは「いい職場でよかった~~♬」と上機嫌。
それから2人で自宅がある団地内にもどりトムを探していると、嫁さんから電話が鳴りました。
「捕まえたよっ!あたしが帰ってきてほんとよかったね~」
とイヤミを込めた一言もいただきました。
「どこにおったん?」ときくと
「まさか、たまに連れていく散歩道があるけどそこにはいっとらんよね?と思いながら車で行ってみると正面からトムが下りてきたんよ!」
「エサをちらつかせて後部座席にエサをばらまいたらトムが走ってきてエサに飛びついたのをすきに後部座席側の扉をしめて捕まえたよ!」と。
さすが嫁さん!管理人だけでは、トムを捕まえることは皆無だったので心から嫁さんにありがとうの感謝の言葉をかけました。
同時に、ご近所の方にも「一緒にトムを探していただきありがとうございました。」とお礼をいいました。
普段、自治会でご近所付き合いをしていますが、改めて自分1人では何にもできないんだなぁと痛感した管理人。
いつも、トムを走行運動させているので、歩きでは到底トムに追いつくこともできなければ捕まえることもできません。
今日という日は、管理人も深く反省。
トムの脱走の原因を作ったのは管理人ですから・・・
トムが急にいなくなって思ったことは、トムも大事な家族の一員なんだなぁということ。
トムにもう会えなくなるんじゃないかと思うと目に涙があふれてきましたから。
柴犬の脱走でよくあることが、車にはねられて死んでしまうこと。
ブリーダーをされている方は1度は経験するそうです。
ブリーダーさんは犬を数頭同時に管理しているので、必ず犬の脱走に遭遇します。
広い農道では、乗用車がスピードを出して走っているので犬が道路に飛び出すと車は犬を跳ね飛ばすしかありません。
そんな苦い思い出話をブリーダーさんから聞かされていたので、トムは車にはねられたんじゃないかと悪い想像もしてしまいました。
いろんな思いが心の中をめぐっていましたので、トムがみつかった知らせを電話で聞いたときは安堵しました。
自宅にもどると、車にのったトムを見て「トム、ごめんな・・・」と言いながらトムにリードをつけて犬舎にもどしました。
犬舎の中でトムをハグハグしまくる管理人。
最近涙もろくなった管理人は、トムをハグハグするとなぜか胸がジーンとなって涙がこみ上げてきます。
ほんと忠犬なので可愛くて仕方がないんでしょうね。
管理人が布団から起き上がるのと同時に、小屋からトムがでてくる音がします・・・
「トム、どんだけ耳をたてて監視してるの??」と言いたくなります。
管理人がリビングにいきお水を飲んでいると、トムも犬舎の中でお座りしてお水を飲む管理人を見つめながら散歩に連れ出してもらえるのをずっと待っています。
ドッグフードを上げていないときは、ドッグフードがもらえるまでずーっとお座りして台所のほうを見つめて待っています。
ここまでされると「しょうがないな~散歩に連れてってやるよ~」とこっちが根負けしちゃいます。
もう愛犬の脱走はコリゴリな管理人。
やんちゃなトムくん、次の脱走計画はなにかな??
最後までお読みくださり、誠にありがとうございました!