皆様、こんにちは。
1月某日、糸島市のとある漁港に18時から21時の3時間だけアジ釣りに1人で出かけました。
上の写真のとおり、遠投カゴ釣りで強風の中の釣りとなりました。
本日のタックル紹介
- 竿:ダイワ リーガル4号 450
- リール:ダイワ クロスキャスト4000
- 道糸:5号
- カゴ:呼子かご10号
- ハリス:2号
- 針:せいご8号、チヌ針1号
- マキエ:アミ1/8カット+アジ専用集魚剤(釣り具屋で調合してくれます)
- エサ:オキアミのMサイズ(生)
- フィッシュキャッチグローブ(魚をつかむときに便利♬)
針は以下のように事前に作って持参しています。
いざ釣り場へ・・・
防波堤につくと、チヌ釣り客かと思いきやアジング釣りの人達が7組ほどいました。
釣れているようでしたが数は一桁ほどでしょうか。
ジグ単やらフロートリグを使った遠投での釣りなどいろいろとされていましたが釣れている感じがしません。
釣り具屋の話では、防波堤の先端までいったほうがよいということで夕方からなら釣り場をおさえることができるかなぁと思い夕方から釣り場に向かうことに。
私がつくころにはカゴ釣りの人たちは帰り支度をされていました。
この日の天気予報は夕方から雨から曇りに変わる予報でしたので予想はしていましたが案の定、漁港は突風が吹き荒れており「釣り場かわろうかな・・・」とめげそうになりながら車からカーゴを取り出し釣り道具をのせて準備を始めました。
仕掛けも車のトランクで準備をしてボチボチ防波堤へ・・・。
アジング釣りの人たちを横目に防波堤の先端に向かうと誰もいないじゃないですか!
クーラーと三脚たてを置いて早速釣り開始。
最初の一投目でウキが水中に消し込みました・・・
ウキが消し込むシーンがなんとも気持ちいんですよね~♬
針は2本バリにしてましたので2本とも18㎝ほどのアジが釣れてきました。
最初はせいご針8号の2本バリで釣りを始めましたが、5投目から仕掛けが絡まるようになってきました。
原因は、アジの他にサバなどの外道が湧いているせいで仕掛けが釣りたい棚まで入っていかないのが原因と判断し、軸の太いチヌ針に変更。
仕掛けが棚まで入るようになりオキアミの針持もよくなりました。
針を変えて2投目でウキが消し込み、再びアジが釣れ始めました。
チヌ針を使っていることもあり、ウキが消し込んですぐに上げてもアジが釣れない状況となってきました。
私がとった手段は、ウキが消し込んでもそのまま放置して6回ほどウキが水中に消し込んでいくのを確認してから竿をあげるようにすること。
とたんにアジが釣れるようになりました。
途中、アジがばれたりとありましたが3時間で29匹の良型アジを釣り上げました。
サビキにしていたら、まだ小型のアジは釣れていたでしょうかあんまり釣ると帰宅してアジをさばくのが大変なのでちょうどよい匹数で大満足。
自宅に帰宅したのが22時30分。
それから釣り具を洗ってといろいろしていると午前0時になり、それからアジをさばくことに・・・
アジフライの作り方・・・
- まず写真のようにアジを背開きにして、それからアジ1匹に塩を一つまみほどまぶしていき10分間放置。
それからキッチンペーパーでアジからでた水分を綺麗にとります。
(これで臭みが消えるのと、アジに塩味がつきます♬)
骨ガラも同様にしますが、骨ガラは素揚げにしてパリパリに仕上げます。
- 薄力粉をまぶします。
- 卵1個+薄力粉100g+水大さじ3を混ぜ合わせてアジを浸しパン粉につけます。
この時点で、すでによだれが・・・
この状態で冷蔵庫で1時間ほど保冷します。
油で揚げるときに素材が冷えていたほうがカラッと仕上がるからです。
ここまでの作業で時計を見ると午前4時・・・
魚を鮮度を落とさずさばくのに素人なのでかなり時間がかかってしまいました。
アドレナリンのせいで目はさえてますがやはり歳のせいか体はだらしく・・・
次の日の夕方まで下処理したアジを冷蔵庫で保管。
油は、200℃でカラっと上げます。
180℃だとべちゃっとなりうまく仕上げりません。
すると・・・美味しそうなアジフライの出来上がり♬
新年早々、美味しいアジフライで家族も喜んでくれて管理人も新鮮なアジフライを堪能し英気を養いました。
今年も忙しい1年になりそうですが、たまには海に釣りに出て英気を養うことを忘れないようにしたいものです・・・
釣りはホント奥が深い・・・
竿からリール、そして糸や針などすべてのトータルバランスがとれていないと目的の魚を釣り上げることができないというのは毎度痛感していることです。
竿にしても、遠投竿は何度も投げてみないとその竿の性能を理解することができません。遠投竿は長い故に多少の重みもあるのでほとんどの方が少し使用しただけで手放す人は多いと思います。
その上、おもりも10号から12号と重たいものを遠くへ投げるわけなんで体力も使います。でも、竿の性能を理解できれば仕掛けを投げるときに楽に仕掛けを遠投することができるようになります。
仕掛けが遠くに飛ぶことで、堤防付近にはいない大型のアジの釣れる確率がグンと上がります。
サビキ釣りとは違い、エサ釣りの場合はカゴから下についているハリスと針を水中で漂わせるため針の重さやハリスにガン玉をかましたりと沈み具合を調整したりして魚のいる棚まで仕掛けを入れる工夫が必要になります。
それも、ウキの反応をみながら水中の様子を想像して対処することになります。
これがまた釣りの面白いところでもあるんですけど。
夜の釣りでエサ釣りでは食いつきが悪く、サビキに変えるといきなり釣れだしたりなんてこともあります。
なので、遠投カゴ釣りでもサビキ仕掛けも常に持参するようにしています。
ほんの少しの違いで釣れなくなるのはアジ釣りでもよくあることなんです。
海釣りは管理人の場合は食材を手にするための狩りですね。
なのでたかがアジ釣りで・・・など馬鹿にせず管理人はいつも真剣にアジ釣りと向き合っています。
漁港内のルアー釣りについて一言モノ申す!
アジング釣りの皆様へ一言、エサ釣りをしないと堤防まわりに藻が生えなくなるので魚が回遊してこなくなります。ということは、将来港でアジが釣れなくなるのも遠い話ではないということです。
釣り具メーカーは、商品を売るためにいろんな道具を開発していますがとくに漁港でルアー釣りを広めるのは自殺行為と言わざる負えません。
藻が生えることで微生物の住処ができ、それをねらってアジやら青物が漁港に入ってきます。
藻も生えるにはエサが必要ですのでそのひとつがアミエサになります。
また、ワームはプラスチック系ルアーですので海にはあんまりよろしくないですよね。なくせばゴミとして海に捨ててることと同じことですから。
釣り場の環境を維持するために、たまにはエサ釣りもしてみてはいかがでしょうか?
魚も短時間でたくさん釣れて、お金もそんなにかけずにできるといいことづくめですし・・・
最後までご精読、誠にありがとうございました。